赤やピンク・オレンジといった「暖色系」の色には、食べ物を美味しそうに見せる効果があると言われています。もしリビングで食事をするなら、カーテンを暖色系にするといいでしょう。ただし濃いめの赤やビビットな黄色などは、人の神経を高ぶらせて落ち着かない気持ちにさせることがあります。リラックスの場でもあるリビングには、暖色系の中でも淡く優しい色合いのカーテンがおすすめです。いっぽう食事はダイニングでするお家なら、リビングは趣味や仕事に集中したり、単にのんびりと過ごしたりする場所になると思います。その場合、カーテンの色は青や紺・紫などの寒色系がおすすめです。寒色系の色は食欲を減退させてしまうものの、精神を落ち着かせるとともに集中力を高めてくれる効果が期待できます。
白色には清潔感を感じさせる効果があり、カーテンが白いお部屋にはスッキリ爽やかな空気が流れます。また空間を広く見せてくれる色でもあるため、リビングがコンパクトなお家には純白か白系統(アイボリーやオフホワイトなど)のカーテンがぜひおすすめです。透け感のある素材なら、昼間は太陽の光がたくさん差し込んで明るく温かい空間になります。いっぽう白とは正反対に位置する黒は、モダンで高級感のある印象を与える色です。よって、リビングを洗練された大人の空間にするならピッタリの色だと言えます。また黒には気持ちを引き締める効果もあるため、リビングで仕事をすることが多い人には黒か、それに近い暗色のカーテンがおすすめです。
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